スポーツと医・科学-アンチ・ドーピングなど-

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アンチ・ドーピングについて

 ドーピングとは「スポーツにおいて禁止されている物質や方法によって競技能力を高め、意図的に自分だけが優位に立ち、勝利を得ようとする行為」のことです。そして、それらの行為を防ぐための活動、それがアンチ・ドーピング活動であり、すべての人がフェアであることを支え、アスリートの健康を保護するために、ドーピングの撲滅を目指しています。
 フェアでクリーンなスポーツを守り、クリーンなスポーツに参加するアスリートの権利を守るため、全世界・全スポーツで共通の、スポーツに参加するみんなの約束事として世界アンチ・ドーピング規程が定められ、それに基づいて禁止物質、ドーピング調査、個人情報保護、治療使用特例、規程遵守、分析機関等に関する6つの国際基準が定められおり、その一つが、禁止物質や、禁止方法が記された「禁止表国際基準」です。禁止表国際基準は全世界、全スポーツ統一のルール(一部を除きます)であり、少なくとも1年に1回(毎年1月1日)更新されます。
 スポーツにおいて、すべての薬の使用が禁止されているわけではありません。体調が悪い時、けがをしてしまった時、もちろん 禁止物質や禁止方法に該当しないものであれば、用量用法を守り使用することができます。そのため、使用する前に、禁止物質や禁止方法ではないか確認が必要です。薬の確認をする方法として、下記のサイトを利用できます。サイトで確認したのち出来るだけ医師(スポーツドクター)や薬剤師(スポーツファーマシスト)などの専門家に確認されることをお勧めします。確認されるときは、いい間違いや、聞き間違いを防ぐため、かならず書面を通して質問、回答を得るようにお願いしています。
 使用する薬が禁止物質や禁止方法だったときにも決して治療をあきらめないでください。禁止物質や禁止方法ではないものに薬を変更できないか、医師や薬剤師に相談することもできます。また、どうしても禁止物質や禁止方法を用いないと治療ができないという場合でも、「治療使用特例(TUE)」といって、事前に所定の手続きによってTUE申請が認められれば、例外的に使用することができます(承認には条件があります)。ただ、TUEが承認されていなければ、医療上の理由であっても禁止物質・禁止方法を使用できません。もし、使用してしまうと「アンチ・ドーピング規則違反」と判断されることがあるので、十分注意して手続きを行う必要があります。
 禁止物質は皆さんの身近な風邪薬などにも含まれているものがあります。薬を飲む前には必ず成分等の確認をしてください。特に薬局・薬店やウエブサイト等でお薬を購入される場合には必ず薬剤師にご相談ください。下記のサイトから、かかりつけのスポーツファーマシストを探してみてください。

一般社団法人 大阪府薬剤師会
関連資料
・日本スポーツ協会「アンチ・ドーピング使用可能薬リスト」2020年版
関連リンク
公認スポーツファーマシスト

関連資料
関連リンク
一般財団法人 大阪府薬剤師会
アンチ・ドーピングガイドブック 2019年版

熱中症を含めた内科的な情報

いよいよ今年は東京オリンピック、パラリンピックが開催されますが、夏の大会ということで、暑さ対策のために会場変更が余儀なくされるほか、地球の温暖化が進んで南極大陸の氷河が解けつつあるなど、熱中症予防はスポーツ現場のみならず身近な問題となりました。
初期の熱失神、熱けいれん、熱疲労の段階では涼しいところで足を高くして寝かせたり、水分と塩分の補給や必要に応じて点滴したりすることで改善しますが、脳機能に異常をきたす熱射病に至ると、死の危険がある緊急事態となります。
日本スポーツ協会では2019年5月に6年ぶりに「熱中症予防ガイドブック」を改訂し、典型的な症例と、具体的な身体冷却方法や、暑さになれるためのトレーニングポイントが追加されました。
熱中症は予防が大切ですので、選手の皆さんも、指導者の方々も日頃の体調チェックに留意して、正しい知識を持って効果的なトレーニングに励んでいただきたいと思います。
なお、今後、内科的な情報として、効果的なトレーニングのために、コンディショニングやスポーツ栄養、女子アスリートの情報も順次提供してゆく予定です。
文責 スポーツ医・科学委員 豊川、中嶋

関連資料
・日本スポーツ協会 「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」2019
・環境省 「熱中症環境保健マニュアル2018」
・日本救急医学会 「熱中症診療ガイドライン2015」

関連資料
スポーツ活動中の熱中症予防
熱中症環境保健マニュアル2018
熱中症診療ガイドライン2015
関連リンク
環境省熱中症予防情報サイト

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