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2022年1月11日

2022年 アンチ・ドーピングに関する注意事項について

JADA(公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構)より、2022年禁止表国際基準(禁止表)における変更点と治療使用特例(TUE)申請手続きに関しての案内がありました(2021年12月7日)。

■ 許可されていたS3ベータ2作用薬は日本国内で承認された最大吸入量を守れば問題はありませんが、ネブライザー(噴霧器)を使用する場合には、注意が必要です。以前より、許可されていないS3ベータ2作用薬については引き続き注意してください。また、予定通り糖質コルチコイドの注射使用、経口使用 [ 口腔粘膜 (口腔内 (頬) 、歯肉内、舌下等)を含む ] 、経直腸使用は すべて禁止されます。競技会(時)使用に際して、TUE申請の必要性については、使用した時期で異なります。

■ 要点をまとめた資料を掲載します。JADAのYou Tube チャンネルで動画を公開中ですので、該当する治療を受けている選手は必ず確認してください。

■ TUE申請については、アスリートカテゴリーによって対応が変わります。特に、国際レベル及び国内レベル以外のアスリートでも、検査後に申請(遡及的申請)が必要な場合がありますので、かかりつけの医師に、JADAのHPの医療従事者向けの専用サイトを紹介して医療情報は用意しておいてください。

■ 薬に関しての詳細は公認スポーツファーマシストにご相談ください。

■ 特に以下の4点に関して注意が必要です。

・禁止表 「S9.糖質コルチコイド」 に関する変更点の確認 (2022年1月1日から有効)

・治療使用特例 (TUE) 申請のポイント確認

・競技会(時)に禁止される物質に関するTUE申請

・糖質コルチコイドに関するTUE申請

 

【関連URL】

JADA You Tube クリーンスポーツ・ウェビナーシリーズ2022年禁止表における変更点と治療使用特例(TUE)申請等

医療従事者サイト:処方の前に確認を!患者さんがもし…アスリートだったら?

公認スポーツファーマシスト

日本スポーツ協会「アンチ・ドーピング使用可能薬リスト」 2022年版(2022年1月改定)

日本スポーツ協会「アンチ・ドーピングに関するQ&A」 2021年3月発行

JADA(公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構)

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