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2021年5月13日

2022年1月1日より競技会(時)の糖質コルチコイドの全ての注射経路は禁止

競技会(時)の糖質コルチコイドの全ての注射経路を禁止することが、 2020年9月14-15日のWADA常任理事会において承認されたことを受け、糖質コルチコイドの注射使用の取り扱いについて、2021年3月1日JADA発 事務連絡が出されました。

注射経路の例としては、静脈内、筋肉内、関節周囲、関節内、腱周囲、腱内、硬膜外、髄腔内、滑液嚢内、病巣内(ケロイド等)、皮内および皮下などがあります。

禁止された方法で糖質コルチコイドを治療目的で競技会(時)に使用した場合は治療使用特例(TUE)が 必要です。

また、競技会外において治療目的で使用した糖質コルチコイドが 競技会検査で検出された場合はTUEの遡及的 申請ができます。治療使用特例TUEについては、医療関係者のみなさまは「アンチ・ドーピングと医療-2021年版」(関連URL)を参考にしてください。

ルール変更を十分に広く伝え、情報提供および教育について十分な時間を与えるために、新たなルールを施行するのを2022年1月1日とすることが決定されました。2021年は変更ありません。

2022年の変更については、2022年コンサルテーション等を経て、正確な情報を確認しだい、改めてJADAより情報提供があります。

 

<関連URL>

JADA(公益財団法人 日本アンチ・ドーピング機構)

【医療関係の方へ】→【ダウンロード:治療使用特例(TUE)に関する資料】→【アンチ・ドーピングと医療-2021年版】よりご確認いただけます。

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